親子の会話や交流が少なくなっていると感じるパパさんとママさんに、簡単に子供とコミュニケーションがとれる方法をお伝えします。
今回は、大人気のアニメである『ワンピース』を例にしました。
もちろん、ONE PIECEのマンガでなくても取り組める方法ですので是非試してください。
簡単に子供とコミュニケーションがとれる方法は、
ワンピースの内容をネタにしてクイズを出題し親子の会話をしていきます。
最近学校はどうだ?とか、勉強はしっかりしているのか?とか、どうしても親は子供を心配するあまりに、上から目線になってしまいがちです。
この感覚をフラットにしてくれるのがクイズ形式の質問です。
子供に人気のあるアニメやマンガなら、パパやママからの質問にも喜んで答えてくれます。この状況が出来上がってから、本来、親が子供のことを聞きたい質問を投げかけることで会話が成り立ちます。
それでは早速始めましょう!
簡単!主導権の握り方
ワンピース1巻
登場人物
親:ママ
子供:ダイスケ
ママ
ダイスケ
ママ
ママは洗濯物でも畳もうかな〜。チラッ。
ダイスケ
なになに。クイズして〜。
この流れで子供から話に食いつくのを待ちましょう。
会話のダイスケのように、ワンピースのクイズに興味を持ったらママが主導権を握りましたので、あとは順番にクイズを出していきます。
ONE PIECEクイズ第一問
ONE PIECEクイズ第一問です。
それじゃ始めるよ。
ママ
答えを10秒以内に言ってちょうだい。
ダイスケ
ママ
そのルフィですが、正式な名前はモンキー・○・ルフィでしょうか?
ダイスケ
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、カチッ…。
10秒
ママ
正解は「モンキー・D・ルフィ」でした。笑
ダイスケ
言おうと思ったのに。
ママ
ポイント
クイズの中でプラスアルファの一般常識や類義語などを会話の中にしてあげると良いです。
これが、クイズをしながら勉強にもなるので一石二鳥です。
また、ダイスケが簡単にルフィの名前を「モンキー・D・ルフィ」でしょう。と答えたら、さすがだね〜。と褒めてあげて、「アルファベットのA、B、C、D、E、F、GのDだね。」と言葉を付け足せばOKです。
ONE PIECEクイズ第二問
ONE PIECEクイズ第二問です。
続けるよ。
ママ
ダイスケ
全身がゴム人間になっちゃうんだよ。
ママ
ママも悪魔の実があったら食べてみたいな。
ダイちゃんもゴムゴムの実を食べてみたいかな?
ダイスケ
きっとデザートみたいに美味しいよ。
ポイント
ゴムゴムの実を正解したら、すかさずママも食べたいな〜とジャブを打ち、子供自身の自分も食べたいという気持ちを引き出しつつ会話のキャッチボールをします。
「ママも食べたいし、ダイスケも食べたい」という一致した言葉を作り出すことで、共感し合える親子になります。
この共感をある国の言葉で「ラポール」と言います。
この話は別の機会にしましょう。
話がそれました。
ONE PIECEクイズ第三問
ONE PIECEクイズ第三問です。
続けるよ。
ママ
ダイスケ
ママ
そのシャンクスは、飲み物(お酒)を敵(山賊)に頭からかけられたけど怒らなかったよね?
ダイスケ
ママ
ダイスケ
ママ
ママに優しくしてくれるし、お手伝いもしてくれるもんね。
ダイスケ
これからもお手伝いする〜。
ポイント
シャンクスは男性が惚れるキャラなので、男の子には印象的な存在です。
少なからず嫌いになる子はあまりいないはずです。
そのシャンクスのキャラを利用して、男の子の両親はシャンクスを褒めながら、自分の子供も褒めてあげることで、自分をシャンクスに当てはめて発言するようになります。
ダイスケのように、子供心にも嬉しく感じるはずです。
ONE PIECEクイズ第四問
ONE PIECEクイズ第四問です。
続けるよ。
ママ
でも、何かにやっつけられました。
その何かはなんでしょう?
ダイスケ
名前がわからないよ。魚みたいなヤツ。
ママ
もう正解だね。
敵の山賊は「怪物」って言っていたけど、海にいるからきっと魚だよね。笑
ダイスケ
やったー。
ママ
ダイスケ
ママ
ダイちゃんがそばにいてくれるからママは安心だね。
ポイント
ONE PIECEでは、海に怪物が出て敵の山賊が襲われますが、ルフィもその怪物に狙われます。ですが、シャンクスが体を張ってルフィを助けました。
子供にも、このストーリーの記憶があります。
先ほどONE PIECEクイズ第三問で、シャンクスと子供のダイちゃんは共感しあったので、怪物をシャンクスが撃退するシーンに当てはめて、ママをいじめる怪物をダイちゃんが撃退する気持ちが出来上がっています。
自分がママを守るという気持ちが自然と成り立ちます。
これで、ママとダイちゃんの気持ちが共感します。ラポールですね。
ワンピースクイズでコミュニケーション回復のまとめ
このように、人気のマンガのONE PIECEを使って、クイズ形式で質問してあげることで、親子の関係を円満にすることができます。
マンガばかり読んではダメとか、テレビアニメを見てはダメとか、世間でも色々言われますが、マンガやアニメも使い方によっては親子の素敵なアイテムになります。
学校の教科書など本を読まない子でも、人気のマンガやアニメならきっと喜んで読むと思います。
読みたい気持ち、知りたい気持ちは本能です。
その子供の本能をパパやママであるあなたが上手に育ててあげてください。
親子のコミュニケーションが取れていないのに、勉強しろだとか、塾に通いなさいとか、順番がおかしくないかな〜と思います。
どんなことでも、まずはお互いの関係を築きましょう。
友達でも関係が大事です。親子ならもっと大切です。
家庭内で親子の会話をたくさんしましょう。
そのキッカケはコミック本(マンガ)が役に立ちます。
この記事が親子の会話や交流が少なくなっているパパやママの参考になれば幸いです。
家にワンピースの単行本があるなら今すぐにでも、このクイズ形式の内容を使って子供たちとコミュニケーションをとってみてください。
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