年収85億円を稼ぐ方に注目が集まりますが、大谷翔平が本当にすごいのは内面的な強さです。その強さがいったいどこで作られたのか気になりますよね?
一番考えられるのは、子供時代にどのように育てられたのか。
ご両親の子育てにヒントがあると思い教育方針を調査しました。
自分の子供たちも「大谷翔平選手のような大人に育ってほしい」と思ったことが、一度はあるのではないでしょうか?
どんな大人から見ても、大谷翔平は立派な人です。
それでは、大谷翔平のご両親がどんな考え方をして、子育てをしてきたのかご紹介します。
父と母の教育方針
大谷翔平と姉、兄を育てた両親の教育方針をお伝えします。
・野球の話を家ではしない。
その代わり、野球のことは交換日記を利用する。
・楽しく野球ができるようにする。
・子供の前で夫婦喧嘩を絶対にしないし見せない。
具体的に両親の教育方針を説明します。
父親の徹さんは、大谷翔平が少年のときに所属していたリトルリーグのコーチをしていました。
チームのコーチとして大谷翔平に直接、野球の指導をしていました。
徹さんは転職して岩手に横浜から引っ越してきた頃、仕事が忙し過ぎて子供たち3人と接する時間をぜんぜん持てなかったようです。
長男の龍太さんとキャッチボールをする時間もなかったと、その当時を思い出してとても悔やんでいます。
子育てに一緒に過ごす時間が大切なことを父親の徹さんも学びました。
徹さんは、小学校3年生の大谷翔平が入団したリトルリーグチームのコーチを志願します。子どもたちに父親が頑張っている姿を見せることで、人生を教えていたのです。
一生懸命に人生を歩んでほしいという気持ちを伝えています。
父親との交換日記「野球ノート」
徹さんは大谷翔平と交換日記をしていました。その名も「野球ノート」です。この交換日記を通して野球と人生で大切なことを教えていました。
3つの大切な教え
「大きな声を出して、元気よく一生懸命プレーする」
ただ声を出すのではなく、大きな声で確認し合う。選手間でアウトやストライクカウントなど。一生懸命にプレーする中で、チームメイトとのコミュニケーションを大事にしてほしい。
「一生懸命元気に声を出す」
声を出すことで言葉を発言します。
言葉は、人とコミュニケーションを円滑にします。
まわりをよく見る習慣が身に付きます。
まわりをよく見ることで、今なにをする必要があるかと考えます。
チームワークを学びます。
「キャッチボールを一生懸命に練習する」
キャッチボールは肩を温めたり自分のコンディションを知るのに最適です。自分が意図する所にボールを投げられるようにする。指先まで集中する。マウンドだけでなく、キャッチボールの練習段階から意識を高く持って投げること。
「一生懸命キャッチボールする」
キャッチボールは基本動作です。
基本動作を身体に教え込みます。
スポーツでも勉強でも守破離が大切です。
同じ動作を毎日繰り返し練習することで不調にも早く気づけます。
「一生懸命に走る」
野球は走るスポーツでもある。力を抜かずに最後まで全力で走ることの大切さを伝えた。
「一生懸命走る」
走ることでゴールが見えてきます。
体力がつきます。
体力があれば、投手として9回まで投げる持久力、打者として足腰の筋力も鍛えられます。
汗を流すことでリフレッシュ効果。
人生は一度きりだから後悔しないよう全力で走り切る大切さ。
父親の徹さんも翔平さんと「野球ノート」を通して、しっかりキャッチボールをしていたのです。
徹さんは「野球をやっている以上は、この三つのことを大事にしながら進んでほしい。そういう思いを込めてノートに書き続けました」
父親の熱い思いは今でも息子の胸に刻みこまれています。
楽しい野球が最高
父親はコーチですが、家では父親として大谷翔平と過ごしています。
特別に息子だからと野球指導をすることはありませんでした。
オンとオフのメリハリが人生には大事です。
父親の徹さんは、野球を楽しんで欲しいから精神論などスパルタで野球の指導をすることはしないと決めていたようです。
息子だけでなく選手一人一人が楽しく野球できるようにと、いつも自分に言い聞かせていました。
その思いが通じていたのか、大谷翔平は「野球を一度も嫌いになったことがない」と、胸を張って言っています。
選手が考えて行動できるように自主性を意識した指導方針が、今の大谷翔平の実績や協調性を創り上げた気がします。
「楽しく野球ができるようにする」の方針からなのか、徹さんは家で大谷翔平を叱ったことがないらしいです。
スポーツマンなら驚くかもしれませんが、父親の徹さんは大谷翔平を「叱った記憶がほとんどない」と言っています。
人間なんだから、一度くらい怒ったことあるでしょう?と思いますよね?
実は一度あるらしいです。
これはコチラに記載しています。
【近日公開します。】
大谷翔平本人も自分が家で怒られた記憶は、ほとんどないと言っていました。
「お父さんから怒られたのは、野球のグランドのときだけですね。家に帰ってからはほぼなかったと思いますよ。」
父親が「楽しく野球ができるようにする」を本当に意識して取り組んでいた証拠ですね。
大谷翔平は、子供時代からのびのびとした環境で育ったことが絵に描いたように分かります。
そんなのびのび気楽に育ったように見える大谷翔平ですが、子供の時からしっかりと考えています。
大谷翔平は、こんなコメント残しています。
「僕が監督になったとしても、同い歳ぐらいの子が自分の息子と同じ実力だったら、息子ではない、違う子を試合で使わないといけないと思います。それは当たり前のことというか。だから、息子である自分が試合に出るためには、圧倒的な実力がなければいけない。チームのみんなに納得してもらえる実力がなければいけない。まだ小さかったですけど、それは僕にも分かりました。だから、ちゃんとやらなきゃいけないという思いは、ずっと持ち続けていました」
あなたは自分が子供のとき、ここまで考えてスポーツに取り組んでいたでしょうか?
ただ好きだからやっているとか、試合に勝ったとか、そんな感じで過ごしていたのではないでしょうか?
3つの教えが大谷翔平の思考力としてしっかり活かされていますね。
大谷翔平の魅力
大谷翔平は最高の野球選手です。投手としても打者としても一流で、二刀流といえば大谷翔平と言われるほどです。世界クラスのトッププレイヤーです。
年収も85億円と報じられており収入も功績も大成功を収めています。(2023年)
日本人だけでなく外国人の方達にも愛される存在です。それは、年収が高いからとか、ピッチングが良いからとか、ホームランを打つからではなくて人間性が世界中の人々をひきつけているのです。
後輩や観客に対して横柄な態度をすることもありません。また、グランドに落ちている普通の人なら見逃すようなゴミを、自分のユニホームのポケットに拾いました。
自然にこのような行動がとれるのが大谷翔平の最大の魅力だと思います。だから、野球ファンだけでなくチームメイトや監督からも愛される存在なのです。
年収85億円の大谷翔平を育てた両親の教育方針は?3つのルールとは?まとめ
大谷翔平は、父の大谷徹さんと母の加代子さんにあたたかく穏やかに育てられた。
ご両親が真剣に考えた教育方針が、子供たち3人にしっかりと受け継がれています。
大谷翔平は、投げても打っても良しの二刀流ですが、父の大谷徹さんも父親と野球コーチの二刀流です。ステキな親子ですね。
3つの教えをしっかり身につけている大谷選手をこれからも応援していきましょう!
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